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2007年10月19日 (金)

鳩山法務大臣が「死刑制度」の見直しを進めている!

鳩山法務大臣が「死刑制度」の見直しの勉強会を開いている事が報道された。大臣は、安部内閣の当時から、その考えを語っていた。そして、福田内閣に再任されても、その考えを変えなかった。

マスコミや野党からは、その事に対して批判の声が上がった。只、批判の原因は「死刑制度の見直し」ではなく、鳩山大臣の発言にあった。評論家達やマスコミ、野党が訴えていた内容では、その発言の波紋を直接受け、大臣の「無責任」と判断してからである。

法律上、死刑判決を下されている者の処刑は、最終的に法務大臣の印鑑が決定するものである。今までの大半の法務大臣達は、処刑決定にあまり自信が無かったか、あるいは、彼らの意思は「死刑」自体を受け入れなかったのか、先送りされ、死刑判決を受けている者達は十数年待たされている。その人数は数十人に上ると言う。そして、現在では、国内社会があまりにも歪んでいるが為、死刑判決が下されるのは、次々と起きていて、その人数は増える一方である。

確かに、裁判長は、自分の判決は死刑のワンステップに過ぎないと認識しているがゆえ、そのプロセスに対しての責任感を少し軽く受け止めていると思う。仮に、裁判長の死刑判決が処刑決定とされたら、彼らが死刑判決を下す責任をもっと重く受け止めるであろう。

一方、鳩山大臣の考えを批判している評論家、マスコミや野党達は、法務大臣の立場に立ってからの意見ではなく、全く、死刑のプロセスに対して、第三者の立場であってこそ、批判出来ると思う。「いやだったら、法務大臣の任命を受けるべきではない」とか、「人間の命を品物ごとく、ポイ捨て扱いしても良いのか?」とか、「処刑をくじ引きで決めるのか」とか、批判は色々。しかし、何人もの命を奪った犯罪人を見たら「死刑にしろ!」と、彼ら自身が叫ぶであろう。そう望んでいる彼らたちも、一度処刑用の電気イスの電源を入れる役に立たされたら、どう反応するだろうか?

人を裁くのは簡単である。もっと幅広い面で物事の判断をして頂きたいものだ。

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